怪我を治すために大事なこと

身体のリカバリーは行えていますか?

本日は怪我を早く治す方法についてお話します。 中でも今回は発生頻度の高い肉離れについてです。

大切な話なので長くなりますが2回に分けて投稿しますのでお付き合いください。

肉離れの受傷から治癒までの流れを簡単にまとめると ⓪筋肉に強い張力がかかり耐えられなくなり繊維が引き離されるようにダメージを負います。 ①ダメージを負った部分では出血が起き、血腫という血の水溜まりができます。また同時にダメージを負った組織は掃除されます。 ②前述の水溜まりはやがて固まって瘢痕と呼ばれる筋肉内の異物となります。 ③そしてその瘢痕組織が徐々に元の筋繊維に置き換わることで正常な筋肉へと近づいていく 上記のような経過を辿ります。

これをイメージしやすいように建物に例えると ⓪事故や天災により建物が損壊しました。 ①損壊した建物の片付け(損傷組織の掃除)がされます。 ②新しい施設作る為に資材が集められ(血腫)、プレハブ小屋(Ⅲ型コラーゲン=仮の組織)が作られます。 ③プレハブ小屋は次期に新しい建物(Ⅰ型コラーゲン=再生された筋組織)に建て替えられます。 あくまで上記はイメージですが、実際にも似たような流れで治癒が行われます。

さて本題に戻りまして、早く肉離れを治すためにすぐにできる取り組みからお話しします。 ①患部を固定することで筋肉の再損傷を予防する=余震などによる二次災害を予防する ②約2週間の安静を守る=血腫といった新しい素材が成熟し安定した瘢痕になるまで早期の運動を避ける

上記①と②は常日頃から外傷班が行なっている固定や運動制限にあたる部分だとわかっていただけると思います。

加えて③の時期で同時に使っていきたいのが病院や接骨院で行う物理療法です。 物理療法の中でもマイクロカレントと呼ばれる微弱電流は損傷初期の痛みを抑えてくれたり、腫れを少なくしたりする効果があります。また損傷した組織の回復を早めてくれる作用も持つため、肉離れや靭帯損傷も早く治ると考えられます。 一般にも『AT-mini Personal』と呼ばれる伊藤超短波というメーカーの家庭用治療器があります。練習後のリカバリー目的にも使えて価格も4万円を切って買えるモデルもあるので、一度考えてみてはいかがでしょう?

他にも電気治療や超音波といった物理療法や鍼灸といった資格による技術がありますが、いずれも痛みを和らげたり、組織を柔らかくしたりの効果がメインで、使ったからといってすぐに体が治るわけではありません。それは先ほどの建物の例と同じで工事期間が必要です。 結局は建物を建てる従業員(細胞)の力には限界がありますし、怪我をしてもできるのはその従業員に栄養という差し入れをしたり、働きやすい周囲の環境を整えるということにすぎません。 怪我を一瞬で治すことはできません。だからこそ最初の対応が大事であり、リハビリが大切になります。

チームにトレーナーがいるなら頼りましょう。もし身近にいないのならリハビリ施設のある整形外科へ行きましょう。ただしいちりょうがより良い復帰を支えます。

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